仕事は何の為にするのか

そろそろ新入社員と深い話をする人もいるだろうと思います。

仕事って何のためにするんでしょうね。

新人があっというまに退職してしまうとか、モチベーションが維持できないという人の参考になればと思います。

お金のため？　家族の生活のため？

これは間違いじゃないですけど、ひとつの側面しか見てないですよね。

それじゃ、　お金になれば何をしても良いのか。と。

私たちは仕事を通じて世界を作っている

私はこんな話をしています。

就職すると「社会人」って言います。学生は社会人とは言わない。

その差はなにか。

「経済的な自立」「納税という最大の社会貢献」「世界に向けてサービス提供」

なんだよ。

経済的な自立

「自立している」っていうのは、経済的な自立を意味します。

年齢なんか関係なくて、自分や家族の生活費を稼いでいる人はそれだけでえらいよ。

主婦(主夫)だって間接的に経済的自立に寄与してるからね。

納税という最大の社会貢献

学生の時にボランティア活動しましたよね。

きっと面接のアピール材料にしたと思います。

でもね、

ボランティア活動はどんなにやっても社会は大して変わりませんよ。

気持ちは素晴らしいけど、どんなに頑張っても限界があります。

最大の社会貢献は、『税金を払う事』です。

誤解してる人が多いけど、これが最大の社会貢献だよ。

会社だって、きちんと利益を出して法人税を払う。

乱暴な言い方をすれば、法人税を払って社会に貢献する為に会社がある。

(だから税金の無駄遣いがニュースになるとみんな怒るんだよ)

世界に向けてサービス提供

お金の事だけじゃないよ。

あなたの仕事は世界を作っているんだよ。　ま、ほんの一部かもしれないけどさ。

どんな仕事にも、かならず意義がある。

あなたのおかげで助かる人や、楽しんでいる人が必ずいますよ。

目の前の事を考え続けていると、つい忘れちゃうんだけどね。

でも、いきなり試合には出れませんからね

学生のとき、新入生はいきなり試合には出れなかったよね。

社会人、特に会社は適当な事ができないんだよ。

失敗したらみんなの生活かかってるし、税金だって払えなくなるじゃない。

基礎体力があるか、ルールをちゃんと理解したか、予選なら勝てそうか・・・

ちゃんと確認できてから試合に出てもらうことになっています。

がんばれ！　本当にがんばれ！

最近の人たちは、ちゃんと説明すれば分かってくれる印象です。

ちょっと熱いかな、ぐらいの話も意外と真剣に受け止めようとしますよ。

ま、たまにはこんな話もしてみてください。